電子書籍サービス「BookLive!」と「BookLive!コミック(通称:ブッコミ)」は、名前が似ているので、同じような電子書籍サービスだと思う方も少なくないはず
しかし、両者は運営会社は同じですが、名前以外の共通点がない電子書籍サービスです
BookLive!コミックは元々は「ハンディコミック」という携帯電話向けのコミック配信サービスでした
その後2018年に「BookLive!コミック」と改称されて現在に至ります
両者は異なる電子書籍サービスであるため、アカウントや商品ラインナップ、料金システム、読書方法などなど完全に別モノです
名前に「コミック」が入っているBookLive!コミックの方が漫画の品揃えが多そうですが、実際にはそういうわけではありません
結論から先に言えば、どっちか1つを選ぶなら、特別な理由がない限りBookLive!を選ぶほうが無難です
今回は「BookLive!」と「BookLive!コミック」の違いについて、詳しく解説していきたいと思います
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目次
BookLive!とBookLive!コミックの違い
商品ラインナップ
BookLive!の場合
BookLive!は「日本最大級の電子書籍配信サービス」を謳っているだけあり、マンガから小説・ビジネス・実用書、雑誌や写真集まで、幅広く様々なジャンルの書籍を取り扱っています
総蔵書は110万冊以上で、洋書を含めなければ、国内トップレベルの配信数です
洋書も含めればkindleが群を抜いてNo.1です
BookLive!コミックの場合
BookLive!コミックはコミックに特化した電子書籍配信サービスです
マンガ特化ではありますが、スマホで手軽に読めることが目指されており、BookLive!と比べてラインナップが優っているというわけではありません
BookLive!コミックで読むことができる漫画は、ほとんどがBookLive!にもあります
ただ、アダルト作品においてはBookLive!コミックだけの先行配信があり、その点に関してはBookLive!よりも長じています
支払い・料金システム
BookLive!の場合
BookLive!の料金システムは、欲しい商品を欲しいときに購入する「その都度払い」となっています
そのためシンプルでわかりやすく、初めて利用する方でも迷わずに購入することができます
また購入のたびにTポイントが貯まり、貯めたポイントを使って商品を買うこともできます
BookLive!コミックの場合
BookLive!コミックは「月額ポイント制」になっています
コース | 月額料金 | 通常ポイント | ボーナスポイント |
---|---|---|---|
ブックライブコミック300 | 300円 | 330pt | 33pt |
ブックライブコミック500 | 500円 | 500pt | 55pt |
ブックライブコミック1000 | 1,000円 | 1,100pt | 188pt |
ブックライブコミック2000 | 2,000円 | 2,200pt | 495pt |
ブックライブコミック3000 | 3,000円 | 3,300pt | 760pt |
ブックライブコミック5000 | 5,000円 | 5,500pt | 1,320pt |
ブックライブコミック10000 | 10,000円 | 11,000pt | 2,750pt |
ブックライブコミック20000 | 20,000円 | 22,000pt | 5,500pt |
330円から22,000円までの月額コースがあり、あらかじめコースを契約した上で、もらったポイントを消費して商品を購入します
月額コースにはそれぞれ「ボーナスポイント」があり、必ず支払った額より多くのポイントがもらえます
ボーナスポイントの量は、他サービスと比べても多いほうなのでお得
ですが、上手に使い切れるわけではない点や、毎月支払いがあるため、あまり頻繁に買わない人にとっては無駄になりやすい点が難点ではあります
読書方法
BookLive!の場合
BookLive!の読書方法は、ブラウザで直接読む方法と、専用アプリ(リーダー)を使う方法の2通りがあります
リーダーアプリのほうが、ネットにつながっていなくても読むことができますし、しおり・マーカー・文字サイズ・本の整理など機能が充実していて便利です
慣れると、ブラウザで読むより快適なので、基本的にBookLive!での読書はリーダーアプリを使うことが多くなるでしょう
BookLive!コミックの場合
BookLive!コミックにはBookLive!のようなリーダーアプリはありません
そのため、BookLive!コミックで電子書籍を読む場合には、すべてブラウザ上で読むことになります
ダイレクトにすぐ読めるため、とても手軽ではありますが、通信環境のない(悪い)ところではサクサク読めず、便利な読書機能・管理機能もありません
BookLive!コミックはあくまでも「手軽さ重視」といった仕様になっています
まとめ
ここまでの内容を踏まえ、それぞれの特徴をざっとまとめると以下の通りです
BookLive! | BookLive!コミック | |
---|---|---|
サービス | 電子書籍販売ストア | 電子コミック販売ストア |
課金形態 | 都度課金(冊購入) | 月額定額 |
書籍ジャンル | 電子書籍全般 | 漫画 |
総ラインナップ | 100万冊以上 | 100万冊以上 |
無料作品数 | 1万5千冊以上 | 約3000巻・話 |
BookLive!
- 全ジャンルに豊富な取り揃え
- その都度払い
- Tポイントが貯まる・使える
- クーポンがよく手に入る
- 使いやすいリーダーアプリ
BookLive!コミック
- 取り扱いはマンガのみ
- 月額ポイント制
- ボーナスポイントが多い
- アダルト強め
- ブラウザ読みのみ
BookLive!コミックは「手軽に読み飛ばす」という使い方に大きく振っている印象のサービスです
その場ですぐ読んで、あまり読み返したりせず、どんどん次を消費していくようなライトな使い方に向いています
いっぽう、BookLive!は「なんでも揃っていて、どんな使い方もできる」といった、全方位にバランスの良いサービスが目指されている感があります
利用目的によって最適なサービスは変わりますが、もし初めての電子書籍サービスを選ぶ場合や、「なるべく1つの電子書籍サービスだけで多くのことを済ませたい」というのであれば、BookLive!のほうをおすすめします
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BookLive!とBookLive!コミックは互いに互換性がないので、後から変更しようと思っても、買った本やポイントを引き継ぐことができません
最初の段階で、自分の使い方をある程度想定できると理想的です